にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

NHK大河ドラマ「平 清盛」と、「新平家物語」  その違い 

2012-01-17 15:22:22 | 映画  テレビ
NHK大河ドラマ「平 清盛」を観て、まず思ったのが、清盛の実母のこと。

同じく以前に平 清盛を主人公にした、NHK大河ドラマ「新平家物語」を観ていて、記憶にありますので。
「新平家物語」では、清盛の母は、祇園女御になっておりました。
祇園女御は、 新珠三千代さんが演じられていました。
白河院の寵愛を受けていた祇園女御を、院の命ぜられるまま、清盛の父、平 忠盛が妻とせざるをえなかった・・・
祇園女御は、吉川英治原作「新平家物語」では、
『祇園女御という名は、忠盛へ嫁ぐ前までのことで、中御門家の一女泰子として、籍は、この家に、移されていたのである。』
とあり、中御門家の養女という名門の出を鼻にかける泰子として描かれています。
清盛の母は、白河上皇の寵姫であった。
八坂の悪僧と密通していたともいう。
これは、勧学院の同窓、遠藤盛遠から、清盛が少年時代に聞かされた話であります。
「いったい、俺の父親は誰か?」と、悶々とするのですね。




祇園女御を清盛の母とするのは古典『平家物語』によるが、清盛の母は祇園女御の妹であるとも不詳とも




今年始まった「平 清盛」では、清盛の実母は、祇園女御の妹のような存在、白拍子。名は舞子
松田聖子さん演じる祇園女御は、清盛の後ろ盾のような存在になっています。
やんごとなき伯母上のような祇園女御ですね。

でも、実の父のことは、伊東四朗さん演じる妖怪のごとき白河院の口から
「そちにも、(この私と)同じく物の怪の血が流れておるからよ。」とつげられます。


まあ、どちらもあくまでもドラマですからね。史実に関しては特に深入りしないで、楽しんで観ることにしましょう。



         




         




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